オッス、カレーの人です。

今回はZETA-LABだかRED FIREだかのモシンナガン狙撃銃をレビューします。

このメーカーのモシンナガン、エアコキ版は日本にもそこそこ入っていて
あの高級KTW製の改良コピーという事で人気だったのですが、
ガス版は全く話を聞かなかったため、人柱として輸入、レビューをします。

現地で325USDでした。日本での販売は見たことがないです。
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皆さんお馴染みM1891/30の狙撃銃仕様です。
大戦期のボルトアクション小銃の中でも古い設計なので特に細長いですね。 

KTWより遥かに安価ですが、思ったよりガッチリしています。
見た目も悪くなく、精悍ですね。 
後述しますが、S&Tのガスボルトアクション版とは全く異なる製品です。 
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エアコキ版と同じく本体、PUスコープ、スコープマウント、銃剣が入っていました。
箱は無地で説明書の類は一切ありません。

到着時にはトリガーが分解されていたのですが、説明書も無いので自力でどうにかしました。
通関の都合で分解したのでしょうね。

この状態で165cmくらいあります。僕の身長とほぼ同じです。

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スパイク銃剣はワンタッチで脱着可能です。
KTWに付属した物は金属粉が含まれたHW樹脂的な物ですが、これは完全にABSです。
本来先端がマイナスドライバーになっていて工具の代わりにもなるのですが、樹脂なので不可能。

狙撃銃にバヨネットは向かないかもしれませんが、槍のようで格好いい。
格闘も狙撃も出来るぞという頭の悪そうな印象で大変よろしいですね。

実銃だと着剣時と非着弾時では着弾点が大きくズレるし鞘の支給がなかったので、着剣して照準の調整をしたらしいのですが、狙撃銃ではどうだったんでしょう。

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固定リングのクリアランスが大きすぎてアッパーハンドガード(?)がカタカタします。
ここは値段相応か。
リングの内側にゴムか何か噛ませれば解消できるかと。

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マガジンはKTWと同じく紐でフォロワーを引っ張って裏から流し込むタイプです。
給弾システムはコピーです。つまりマガジンにはガスが入りません。

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ボルト、スコープ周り。
コッキングインジケータ兼ストライカーは固定されていて動きません。
ボルトハンドルは狙撃銃仕様特有の下に曲がった物。
ボルト以外の金属部品はどうやら全て磁石がくっつくので、本当に鉄の塊です。
表面処理が悪くないのですぐには錆びないでしょうけど、手入れはした方が良さそうですね。
KTWは樹脂パーツが多いので、ここはZL(RF)の圧勝。

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ボルトを引くとこんな感じ。
ガスボルトアクションなのにフルストロークどころか、エアコキほども引けません。
ちょうど1インチくらい。
固定スライドガスガンのスライドのような、最低限のコッキングと給弾のみという物。
なので引く時には少しテンションがかかっています。


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ボルトを引くとガスの注入バルブがあります。
そうです、ボルトに直接ガスを入れるタイプです。
海外バルブなのであまり入らないし、元から容量も少なそうです。

エアコキ版との違いはボルトだけなのかも。

先述の通り、マガジンも含めS&Tとは異なる物だとわかります。

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PUスコープの刻印はクッキリしており、美しいです。
E/Wダイヤルの目盛りも明瞭でした。

マウントはスコープ本体と別のやたら黄ばんだ袋に入っていたのですが、
あまりにも状態がスコープと違いました。
荒々しすぎるので、実物なのではと疑ったほど。
(無いと思うけどもしかしたら本物なのかもね)

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1941年製の刻印。
これはPUスコープほど綺麗ではないですけど、当時の工業力を考えるとリアルかな。

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一番と言ってもいい残念ポイントはタンジェントサイト。
ロシアンアル中がウォトカでも煽りながら打ったのかというくらい滅茶苦茶にズレた数字。
なんだこれは…。
スコープあるからいいんだけどさ…。

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スコープを覗くと明瞭かつシンプルなレティクルが。
値段を考えたらあまり期待できなかったのですが、明るくて見やすいサイトです。
鉄なので内側が錆びたら大変でしょうが。
ゼロインは試してないのですけど、 実射性能は期待できないのでしなくていいです。(断言)



そして気になる実射はと言うと、弾が出たり出なかったり。
初速が0.2g弾で30m/sだったり85m/sだったりと悲惨。
レンジでグルーピング計測なんて事はするまでも無さそうです。

そもそも給弾システムが面倒くさすぎてゲームでの運用はとても不可能ですね。


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我が家のボルトアクションで集合写真。
長過ぎる。バレットM99とほぼ同じ長さです。
騎兵銃であるKar98kは短いですね。

モシンナガンは狙撃銃も歩兵銃も同じ長さなんで、
一般兵は銃剣込み165cmを携行していたのか…。

レミントン700がありますが、これは後日レビューすると思います。



というわけで総評としましては、観賞用としての割り切りが最適かと思いました。
ボルト操作はもの足りないし、実射性能は散々なので。
ただKTWと比べても外装の完成度は勝っているかと感じますので、
値段を考えたらコレクションには最適です。

でも日本で買うならエアコキ版にしましょう。ガス版の利点はほとんど無いです。