こんにちは、ツユリです。

突然だが、「壁ドン」という言葉をご存知だろうか。 
存じない諸兄はGoogle検索をしてきてくれ。

壁ドンは最近世間で話題の「胸キュン」テクノロジーである。
生殖の前段階となる交際状態(生殖を目的としない場合もある)に発展するために
目的の異性に行使すると、心拍数が高まり
恋愛感情が目覚める(または高まる)と思われる。
本記事では「壁ドン」について理解を深めようと思う。
なお、筆者は壁ドンをしたこともされたこともない。
95%妄想であることを心に留めておいてほしい。 
 
Wikipediaからその概要を引用しよう。

>壁ドン(かべドン)とは、に大きな衝撃を加え「ドン」という衝撃音を発させる行為であるが、使用者によって以下のとおりまったく異なる意味として用いられることがある。
> 1.集合住宅などで隣の部屋が騒がしい時に壁をドンと殴る行為[1][2][3]
> 2.男性が女性を壁際に追い詰めて手を壁にドンと突く行為[1][2][3][4]
> 3.壁を叩きたくなるほどの不満や憤りを感じた時など[3]、腹が立った時に壁を殴る行為[5]


(↑なんか引用マークがついてすげー汚いけど許して)
今回考察するのは2についてだが、ひとまず全容を捉えよう。


1.集合住宅などで隣の部屋が騒がしい時に壁をドンと殴る行為
木造アパート、主にレオパレス伝説にありがちな話である。
壁を殴り顔の見えない住民を威圧する技術であるが、
似た行為をするインターネットヤクザと違うところは、いつでも隣の住民が
怒鳴りこんで来かねないところである。乱用には注意する必要がある。 


2.男性が女性を壁際に追い詰めて手を壁にドンと突く行為
本記事で取り上げる項目であるが、再びWikipediaから引用する。

>2番目の女性を壁に追い詰める行為は、そのシチュエーションを2008年に「壁にドン … 黙れよ」という言葉で説明したことが起源とされ[8]、ラジオ[9]等で「壁ドン」と呼ばれるようになったもの。後に女子中高生などが使い始めて流行し、メディアに取り上げられるまでに至っている。2番目の用法は1番目の用法と独立して生まれているが[10]、1番目の用法は古くからあるためにこちらの用法が本来のものであるという報道[6][7][8]と、メディアに初めて広く知られた2番目を本来の用法とする報道[11]がある。日経ビジネスオンラインの記事によれば、1番目と2番目でそれぞれ別々の用法が誕生したのは「たまたま、偶然」であるとしており、言葉の成り立ちとしては「非常に面白い事例」であると報じている[10]


「壁にドン … 黙れよ」
をそのまま声に出すと完全に意味不明である。
恋愛の意味での壁ドンの成り立ちは威圧行為の壁ドンとは無関係らしい。
絶対嘘だろ。

3. 壁を叩きたくなるほどの不満や憤りを感じた時など、腹が立った時に壁を殴る行為。
壁を殴る筋肉がない。


次にWikipedia同記事内項目「恋愛における壁ドン」を参照しながら話を進める。
どうでもいいけどこの項目内の壁ドンイメージ画像の3DCGがちょっと好き。なんだこれ。
Kabedon_2014-09-03_
>「男性が女性を壁際まで追い詰め、壁を背にした女性の脇にをつき『ドン』と音を発生させ、腕で覆われるように顔が接近する」まで[2]、あるいは「耳元で愛を囁かれる」まで[18][19]が一般的な壁ドンである。このシチュエーションにおける男性は、女性から見ていわゆる「イケメン」であるか、好意を持っている男性に限る、とする報道もある[20][21]

壁に手をついて「ドン」って音を発するの難しすぎないか。「ドン」を発するには
手首を若干壁から浮かせて、音の速さと同じ速度で手首を壁に叩きつけるか、
テニプリの選手が試合をするか日向一族の技を使うかしないと難しい気がする。 
なおイケメンか「ドン」される側が好意を持つ相手じゃないと壁ドン自体成立しないため、
ただの犯罪になると思われる。キツすぎないか。 

>「壁ドン」は「登場人物同士の関係性を示す『記号』を多く含むことができる発明である」との指摘もなされており[25]、例えば男性が壁に付けている部分が手のひらであるのかの部分であるのか、片手であるのか両手であるのかなどによって距離感に違いを出したり、状況によって壁ではなく本棚やを利用することもできたり、目を合わせているか逸らしているのかで心理的な描写もできるようになっているとしている[25]

深い…。単なる流行りとして「壁ドン(笑)」とすべきではなく、
壁ドンという名前がついたことで「壁に手をつく行為」を
扱いやすくなった「壁ドン」の功績は大きい。 
同記事内にもあった通り、壁ドンそのものは昔から存在していたが、
名前がついていなかったため、
名前がついた途端にブームに火がついただけであり、
数世代前から壁ドンは女性のあこがれであったと思われる。 


考察していたら秋田ため、ここで壁ドンについての話題は終える。
今日利用した駅を出て角を曲がったら、人目がつきやすい場所で
壁ドンしていたカップルがいてちょっと笑ってしまったため、
罪滅ぼし(?)のためにくだらない記事を書いた。 
そもそも考察自体Wikipedia内で紹介されているため、
興味があれば是非壁ドン記事を読んでみてほしい。

壁ドンされてえ~。